【はじめに】

近年、医療機器の多様化や精度・技術の向上によって、患者さんが痛みを伴わない(低侵襲)医療機器が増えてきています。その代表格として、手術部門では手術支援ロボット(da Vinci)、検査部門では、カプセル内視鏡だと私は考えています。

本日は、カプセル内視鏡について書かせていただきます。

 

【原理】

カプセル内視鏡には、光源(LED)、撮影素子、アンテナなどがついています。患者さんがカプセル内視鏡を呑み込んだ後、光源で体内を照らし、撮影素子で体内を撮影し、アンテナでデータを送ります。

この時、患者さんは小型の受信機を身に着けて生活をします。この受信機に、体内のカプセル内視鏡からデータが送られてくるということです。

 

【検査方法】

主に使用されるのは、小腸の異変を調べるためです。患者さんは検査前に約8時間程度の絶食期間が必要となります。

カプセルを呑み込んだ後は、約2時間で体外に排泄されます。この時、排泄したカプセルは回収して、各市町村の決まりに従って患者さん自身で廃棄します。

 

【その他】

カプセルが排泄されない場合は、開腹手術が必要になる場合もあります。