今回は、シリンジポンプの機能の中でぜひ知っていてほしい機能である「閉塞時内圧緩和機能」について書かしていただきます。

閉塞時内圧緩和機能は、何らかの要因で閉塞状態となった場合にシリンジが引き戻され、ルート内の内圧を低下させるといった機能です。そのため、積算量が少し低いように感じる場合がありますが、これはシリンジポンプの内圧緩和機能によるものです。

もし、閉塞警報が生じたときにシリンジポンプの積算量が少ないと感じたときは、臨床工学技士に相談してみてください。

シリンジポンプ内圧緩和機能の概略図


上図のように、ガスケット
(薬剤と接触するゴムの部分)が引き戻されるようにして内圧が低下します。そのため、看護師さんからシリンジポンプからちゃんと輸液されていませんといった相談を受けることもありますが、シリンジポンプの機能自体には全く問題ありません。